KAIR 2026 Artist Report: 柯 毓珊(カ・ユシャン / Ke YuShan)
軽井沢アーティスト・イン・レジデンス2026。 3週間の滞在を終えたアーティスト、柯 毓珊(カ・ユシャン)さんによる、深い思索と色彩に満ちた制作レポートをお届けします。





🚪 無機質と有機質のあいだを旅する
柯さんの作品テーマは「無機質と有機質の融合と分解」。 今回の滞在では、ホテルの部屋の「ドアフレーム」や「鍵穴」をモチーフに、その境界に軽井沢で体感した日々の断片を、日記のように一日一枚描き込みました。
❄️ 五感で刻んだ「ありふれた特別なもの」
柯さんの目と肌が捉えた軽井沢は、驚くほど細やかで、生命力に満ちていました。
- 自分が吐き出した白い息と凍てついた空気
- 夜空に輝く冬の大三角とオリオン座
- 雪の表面に鮮明に残る飼い犬の足跡
- 森の土にぼんやりと残る蹄の跡
- 全ての音が吸収された雪の日の静寂
- 軽井沢の硬水で淹れた珈琲の香り……
「一つひとつが、ありふれた特別なものとして、私の中に刻まれています」 そう語る柯さんにとって、この3週間は単なる制作期間ではなく、自分自身とゆっくり会話をする、人生においても貴重な体験となりました。
✨ 表現の種は、次の作品へ
「今回の体験が、私の他の作品にどのような影響を与えるのか、私自身が楽しみにしています」
軽井沢の風景、空気、そして匂い。 それらが柯さんのフィルターを通して、これからどんな新しい表現へと変化していくのか。私たちもその旅の続きを、とても楽しみにしています。
柯 毓珊さん、素晴らしい3週間をありがとうございました!
柯 毓珊(Ke YuShan) アーティスト。東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了。 都会的な造形物と自然の有機的な繋がりをテーマに、多様な素材を用いて表現。
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