「SHIZENNECTION」の源流

尊敬する師、奥山先生。@okuyama0527 神宮前の「KEN OKUYAMA DESIGN」スタジオへ。@ken_okuyama_design @ken_okuyama_casa

私たちが主宰する「SHIZENNECTION」の源流を辿れば、奥山清行氏のデザイン哲学に行き着きます。 かつて生花の家元から学んだ「命を活ける空間」の捉え方と同じように、奥山氏から学んだのは、日本文化が守り続けてきた「至誠」を、いかに現代の形へと昇華させるかという、研ぎ澄まされた美学でした。 スタジオで目を引いたのは、伝統的な「折り紙」からインスパイアされた、大胆なフォルムの椅子。一枚の面を折り、線を描き、機能を宿す。その鋭くも優美なラインは、伝統とは単なる保存ではなく、革新し続ける精神であることを物語っています。 鉄瓶、メガネ、タンブラー、陶器……。

ワークルームの壁一面を埋め尽くすスケッチの山は、一本の線に命を吹き込むための、凄まじい思考の軌跡。 形とは、表面の装飾ではなく、内側にある哲学の現れ。その本質に触れ、改めて心が震えました。 偶然にも、在廊されていたメガネ職人の方とは、素晴らしいご縁がありました。 デザインとは、文化とは、そして形とは。 源流からいただいた教えを胸に、また新しい表現を紡いでいこうと思います。

#KENOKUYAMA #奥山清行 #SHIZENNECTION #神宮前 デザインの哲学 折り紙 伝統と革新

【 shizennection meets いけばな】

歴史ある空間に咲き誇る、命の芸術。 現在開催中の「春の藝術祭」では、絵画や工芸作品とともに、格式高い「御室流(おむろりゅう)いけばな」の作品も展示されています。 仁和寺を総家元とする御室流。 その洗練された佇まいと、自然の草木が持つありのままの美しさを引き出す生け花は、黒書院の静謐な空間と見事に調和し、思わず息を呑むほどの美しさです。 花一本、枝の一振りにまで込められた自然への敬意と美意識。 この特別な空間だからこそ味わえる、伝統の技と春の息吹の共演を、ぜひ現地でご堪能ください。 「春の藝術祭」は現在好評開催中です。皆様のお越しをお待ちしております。 @ninnaji_kyoto @shizennection #仁和寺 #世界遺産 #京都 #春の藝術祭 #御室流

【 shizennection meets 日本画 】

【出会いから紡がれる、深い森のいのち】 昨日、中目黒の郷さくら美術館にて、眩いほどの生命力に満ちた素晴らしい作品に出会う特別な時間がありました。 日本画家・安原成美(やすはら しげみ)さんの描く世界です。 安原さんと私の出会いは、今から4年前。 江の島の「ギャラリーgigi」様にて本当に素敵なご縁をいただいたのが始まりでした。そこから素晴らしい流れが繋がり、宮島大聖院様(広島)での展示へと結実したことは、私にとっても今なお深く胸に残る、宝物のような大切な記憶です。 さわやかなお人柄と、躍動する原生林の息吹 作品から滲み出るそのものの、本当にさわやかで温和なお人柄の安原さん。 彼がモチーフとして描き続けているのは、朴(ホオ)、栃(トチ)、糊空木(ノリウツギ)、そして大好きなブナを中心とした、東北や北陸の山々の深い森に息づく植物たちです。 自ら原生林へと何度も足を運び、丁寧にスケッチを重ねて紡がれる自然描写。 伝統的な日本画の技法と素材を用いながら描かれるその姿は、ただ美しいだけでなく、みずみずしく躍動する「植物の生命(いのち)」そのものが画面から溢れ出してくるかのようです。 山種美術館日本画アワード大賞をはじめ、東京藝術大学での数々の輝かしい受賞、そしてNHK大河ドラマ『どうする家康』ノベライズ本の装画など、確固たる実績と素晴らしいキャリアを重ね続けながらも、常に自然に対して誠実に、謙虚に向き合われる姿勢。 深く静かな森の細胞ひとつひとつが呼吸し、響き合うその表現は、まさに私たちがSHIZENNECTIONで大切にしている「自然の微細な呼吸」であり、美しき「いのちの共鳴」そのものです。 素晴らしいクリエイションを絶やさず発信し続ける安原先生に、心からの敬意と感謝を込めて。 中目黒の洗練された空間の中で、深い森の美しい風に包まれる、最高のひとときでした。 🔵作家様プロフィール・WEBサイト 安原成美 様( @yasuhara_shigemi ) http://yasuharashigemi.com/ 🔵お写真は、昨日「郷さくら美術館」にて拝見した作品です。 #SHIZENNECTION #シゼネクション #安原成美 #日本画 #現代日本画

【 shizennection meets 日本画 】

【光と影が織りなす、青の奇跡】
先日訪れた中目黒の郷さくら美術館にて、身震いするほどの鮮烈な瞬間に立ち会うことができました。 日本画家・木下めいこ先生による「サイアノタイプ(日光写真)による彩色技法」のデモンストレーションです。 5月の太陽が起こした、まばゆいブルーの魔法 木下先生が用意されたのは、ドクダミやあじさい、シダといった、身近に息づく植物たち。 それらを画面に配置し、優しく降り注ぐ5月の太陽の光に晒した瞬間——。 光を浴びた部分が、息をのむほどまばゆく深い「ブルー」へと鮮やかに変色していきました。 植物のシルエットが光の記憶として定着し、命の輪郭が浮かび上がるその圧倒的な美しさに、会場を埋め尽くしたオーディエンスからはため息が漏れ、誰もが驚愕のまなざしでその瞬間を見つめていました。 本来であれば、作家にとって “秘策” であり命とも言える大切な技法。 それを惜しみなく、そして本当に楽しそうに目の前で披露してくださった木下先生の器の大きさと、芸術に対する純粋な情熱に、深い敬意と感動を抱かずにはいられませんでした。 2026年の最新作《空創〜さくらさくら〜》に宿る、青のマジック 美術館に展示されている大型作品、木下めいこ《空創〜さくらさくら 〜》2026年は、まさにその「青のマジック」が壮大なスケールで結晶化したような大作です。 吸い込まれそうな深い青の世界の中に描かれる、花、雲、そして月。 伝統的な日本画の精神を受け継ぎながら、光という自然の力を借りて描き出されたその自然描写は、静謐でありながらダイナミックで、まるで宇宙そのものが呼吸しているかのよう。 光によって命を写し取る。 それはまさに、私たちがSHIZENNECTIONで追い求め続けている「いのちの共鳴」そのものの姿でした。 素晴らしい技術と、知的好奇心を刺激する美しい時間を届けてくださった木下先生、そしてこの感動的な場を共有させてくださった郷さくら美術館様に、心からの感謝を込めて。

🔵作家様情報 木下めいこ 様( @meikokinoshita ) 展示作品:木下めいこ《空創〜さくらさくら 〜》2026年 プロフィール: 1977   東京都生まれ 2000   多摩美術大学日本画専攻卒業 2002   同大学院日本画修了 2015-16 多摩美術大学日本画非常勤講師 2016-   多摩美術大学芸術学科非常勤講師 美術家連盟会員 活動紹介: 個展を中心に無所属で活動。学生時代に感動した京都の杉戸絵に影響を受け、主に杉板に絹を貼った技法で大作の日本画を制作している。 鳩居堂、伊東屋、Loftなどで販売しているカードの原画制作。 鎌倉観光協会第38回納涼うちわ原画制作。 多摩美術大学研究紀要 第31 2016年 論文制作ノート「偶然のような必然」掲載 ​
🔵お写真は、デモンストレーションの感動的な様子と、会場を魅了していた作品です。 #SHIZENNECTION #シゼネクション #木下めいこ #日本画 #現代日本画

【 shizennection meets 日本画 】

『獅子の子、手毬』(絹本)
『翔』(紙本)


大丸ギャラリーでの衝撃的な出会い。 歴史を紡ぐ「確かな技法」と、現代を射抜く「圧倒的な表現力」が融合した、至高の日本画に出会いました。
東京藝術大学で文化財保存学の博士号を取得され、現在は特任助教も務められる谷津有紀先生( @yatsuyuki_works 古典模写や修復技術で培った精緻な技法、そしてニューヨークADC賞で「シルバーキューブ」を受賞されるほどの世界的感性が、その画面には息づいています。
特に、私たちの心を捉えて離さなかったのが、絹本に描かれた「獅子」の姿。 • 『獅子の子、手毬』(絹本) • 『虎の子、雲』(絹本) • 『翔』(紙本) • 『獅子の子、阿吽』(紙本) 絹や紙という伝統的な素材の上で、静かに、しかし圧倒的な威厳をもって宿る命。
その凛とした筆致、伝統と現代を繋ぐ美しい線の重なりは、見る者の魂を揺さぶるようなエネルギーに満ちていました。 このご縁、展開を楽しみにお待ちください。

◆ 作家プロフィール:
谷津有紀 / YUKI YATSU 東京藝術大学大学院文化財保存学専攻 博士後期課程修了。
古典模写と修復技術を深く研究し、保存修復の科学的視点と伝統技法を融合させた独自の画風を展開。日本美術院(院展)入選多数、平山郁夫文化芸術賞、安宅賞、NY ADC Silver Cubeなど受賞歴多数。作品は東京藝術大学や郷さくら美術館などに収蔵されている。 #shizennection #日本画 #谷津有紀 #大丸ギャラリー #院展 東京藝術大学