【命の気配と静寂 ── 心の深遠に触れる色彩】

【命の気配と静寂 ── 心の深遠に触れる色彩】
お盆の終わりが近づく、静かな祈りに包まれる今宵。
出会ったのは、日本画家・川又聡氏が描く、生命の神秘に満ちた世界。


力強く躍動する虎をはじめとした生きものたちの圧倒的な気配はもちろんのこと、それ以上に深く心を揺さぶられたのは、紫陽花や蓮を描いた作品たちが見せる、息をのむほど繊細な色使いでした。
重なり合う絵の具の奥から静かに滲み出る、色彩のグラデーション。
雨や泥を受け入れながら凛と佇む花々の姿は、主張を超えた透明な静寂(凪)となって、観る者の心へすーっと染み渡っていきます。
生命の力強さと、自然が紡ぐ儚くも美しい繊細さ。
その両端をあざやかに見つめる川又氏の眼差しと筆致に、深い感動を覚えました。
巡りゆく季節と命の結びつきに想いを馳せる夏の日に。
心の中に澄み切った一筋の光と余白を運んでくれる、深く優しい出会いとなりました。

#川又聡#お盆#夏休み#紫陽花#蓮

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